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ゴールデンウィークが過ぎると気温も上がり、いよいよ夏に向かっていきます。 この季節になると例年サンダル、ミュールについての質問が急増する傾向にあります。 最近のカジュアル化の傾向からか、サンダルは完全に夏の定番アイテムになったということなのでしょう。 今回はそんな夏の足元の主役「サンダル、ミュール」についてお話したいと思います。 まずサンダル、ミュールの違いとは何なのでしょうか? 売場ではサンダル・ミュールとひとくくりになっているケースもありますが、 分類するとサンダルは 「足を包まず靴の底をベルト、ヒモなどで足にとめるもの・・つま先とカカトが共に隠れているもの。」 対してミュールは 「つま先部分だけが覆われていて、カカトには何も無いもの・・・カカトにはベルトなどが何も無い、つっかけ的なもの」 などの違いがあります。 お手入れに関しては、両者とも基本的にはアッパー部(サンダルの表面部分)のサイズが小さいのでシンプルにケアして下さい。 スムースレザー(一般的な表革)であればM.モゥブレィ・デリケートクリームを塗り空拭きで仕上げる。 スエード・ヌバック素材に関してはウォーリー・スエードカラーフレッシュでOKです。 このようにケアについて説明することは靴と違い少ないのですが、靴とは異なる質問が多いのがサンダル・ミュールの特徴です。 数ある質問の中でも多いものをあげると @サンダルのインナーが汚れる(足や指の跡が付く) A歩行中につま先が痛くなる。 Bつま先部分が汗でべた付いて歩行時の感覚が良くない。 Cバックストラップがズレる等のご質問です。 これらのお悩みやご質問も、過去には対応できないことが多かったのですが、企業努力(?)により、 R&Dシューケア、フットケア商品を駆使することで、かなりの部分が解決できるようになりましたので、 それぞれの対処方法をご紹介致します。 @【サンダルのインナーの汚れ・足や指の跡が付く】 → 素足で履くケースの多いサンダルのインナーの汚れについては足からでる汗や皮脂などが直接染み込むために、 跡がついてしまったものを除去することはほとんど無理だと思って下さい。 ちなみにカバンの持ち手なども同じ理由から汚れは落ちません。 これを避けたい方はサンダル、ミュール用のジェルの汚れ防止シート(CVクリアアップ・CVキュートインウォーク)等を サンダルに装着して汚れが付くのを防いで下さい。 A【歩行中につま先が痛くなる・疲れる】 → これはつま先部分に体重の負荷が集中するためで、ヒールが高いものなどはその傾向が高くなります。 特にミュールなどはつま先に負担が多くかかるので、つま先部分に横アーチパッド(CVスキッドプルーフ・CVスレンダーフット) 等を装着することで、足にかかる衝撃を緩和しながら前スベリを防止し歩行が楽になります。 B【つま先部分が汗でべた付いて歩行時の感覚が良くない】 → これはサンダルに吸汗パッドを装着することでさわやかな歩行が可能になります。 さらに“吸汗”プラス“インナーの汚れを防ぐ”、“歩行中のつま先の痛みを緩和する”といった多機能な画期的商品である CVラブリーフィット・CVエンジェルフィットが開発されました。 これはサンダルに装着するものでは無く、足に直接装着する新タイプのパッドです。 表面の生地には吸汗性の高い素材を使用し、クッションは低反発クッションを採用しているので、足にかかる衝撃をしっかりと吸収し、 汗もしっかり吸い込みますのでサンダルには一押しの逸品です。 C【バックストラップがずれて痛い】 → これはバックストラップ用のCVストラップノンスリップを貼ってグリップを高める、 ズレを防止することで快適な歩行が可能になります。 このようにサンダルという商品の特性上、“歩きやすさよりも見た目の涼しさやデザイン優先で作られている”という感は否めません。 そんな製品だからこそ、進歩を遂げたR&Dサンダル対策グッズを使用して、“夏のサンダル・ミュールを楽しむこと”と“快適歩行” を両立して頂ければ当社としてもうれしい限りです。 【CVラブリーフィット】 【CVエンジェルフィット】 |
「靴の中の臭いが気になるのですが・・!?」 「足の臭いについて教えてください。」などといった靴や足の臭いに関する質問が近年増えています。 こういった質問は、一昔前はなんとなくおじさん的なイメージがありましたが、最近では男女、年齢を問わず多くなりました。 そこで今回は靴や足の臭いに関してのお話をしたいと思います。 まず、靴や足の臭いはどうして起こるのでしょうか?? 一般的に靴を一日履いていると両足でコップ半分から一杯分の汗が足からでると言われています。 個人差もあるのでしょうが、かなりの量の汗が毎日靴やブーツに吸収されるということです。 実はこの汗には緊張した時にでる「汗(冷や汗など)」と暑さや湿度が上昇した時にでる「汗」があります。 前者を「アポクリン性の汗」後者を「エクリン性」の汗といい、冷や汗などの「アポクリン性の汗」が実は“臭う汗”なのです。 靴の中で緊張した状態=履き心地が悪い状態は、臭う汗がでやすいということになりますので、 自分の足やサイズにあっていないフィット感の悪い靴を履くことが、靴や足の臭いの原因の一つとしてあげられます。 また、通気性が悪くムレやすい靴は、靴やブーツの中でバクテリア菌を増殖させますので、 これも臭いの原因の一つとなります。 同じ靴を毎日履く人がいますが、これはバクテリア菌だけではなく、 水虫の原因となる白癬菌(はくせんきん)も繁殖させますので要注意です。 夏場に裸足で靴を履く人も増えてきましたが、裸足で靴を履くことはそういった意味で良くありません。 このように汗やムレが臭いの原因としてあげられますが、 アッパー(靴のソールより上の本体部分)が天然皮革で靴底がレザー(革底)の靴は、 素材そのものに通気がありますので、ムレにくく、臭いもつきにくい靴なのでおススメです。 また、最近は抗菌や消臭機能のついたインソールなどもたくさん市販されていますので、 そういったものを活用することで、靴中の快適度は向上します。さらに靴のことばかりでなく、 足そのものに対してのケアも大切です。簡単なことなのですが、 帰宅後は足や趾(指)の間等をしっかりと石鹸で洗い、足の清潔性を保ち、 足を乾燥状態にしていれば、普段足の臭いが気になる人でもかなり改善されます。 そして、すでに臭いがついてしまった靴やブーツの対処法ですが、これは“水を使った靴の丸洗い”が最善です。 日本人は世界各国の人々に比べて、臭いや清潔性に関して過敏と言っていいほど敏感だと思いますが、 なぜか革靴は洗いません。 R&Dは約30年も前から水を使って靴を洗うケアの啓蒙に努めてきて、 その先駆者として様々な場面で靴のクリーニングをご紹介してきました。 臭いという側面から考えても“革靴を洗う!”ことはとても有効なのです。 方法はアッパーと革底はサドルソープで丁寧に洗い、靴の中はタオルなどで水拭きして下さい。 乾いてから靴の中にウォーリー・バイオフレッシュデオ等の天然ハーブ系の除菌、消臭剤を使用すれば効果は倍増します。 靴や足の臭いに関しては、皆さん難しく考えてしまうようですが、対策はいたってシンプルなのです。 ただ冒頭で述べたとおり臭いに関しての質問があまりに多いので、ご説明した上記の臭いに関する知識と対策をまとめて 「R&D流!靴の臭い、足ムレ対策の心得7か条」とし、勝手ながらご紹介させて頂きます。 @ 同じ靴を毎日履かないこと! A サイズや足に合った靴を選ぶこと! B 自宅で足を良く洗い清潔に保つこと! C 靴や靴底の素材は天然皮革など通気性の良いものを選ぶこと! D 素足で靴を履かないこと! E 消臭剤(スプレー)・乾燥剤・除菌、消臭系中敷(インソール)を活用すること! F 定期的に靴を洗うこと! 以上の7か条で靴の中や足が清潔に保たれ、臭いも気にならなくなるはずです。 “心得7か条”の実践後に、「靴や足の臭いが改善された!」とご報告を頂ければ、 R&Dとして最高にうれしい瞬間となります。・・・お待ちしております。 【ウォーリー・バイオフレッシュデオ】 |
皆様にとってインソール(中敷)のイメージはどのようなものでしょうか? おそらく「サイズ調整に使うもの・・・。」「靴のムレを解消するもの・・・。」 が二大イメージだと思います。 靴のムレを解消するということから、素材については、 天然皮革、化繊(化学繊維)、布(コットン)以外にも今では多種多様に広がっています。 今回はインソール素材にスポットを当て、その中でも“最高、最良の素材”といっても過言ではない 「シープレザー(羊革)インソールについて」お話いたします。 まず、日本での“元祖インソール”といえば、なんと言っても“豚革や牛革の靴中敷”です。 元来、日本では豚や牛革は他の革素材に比べ生産、流通量が多く 抜き型を使用してカットするだけで簡単に製造できるので、 昔はインソールのほとんどが豚革か牛革でした。 当社でも「プレステージ」という上質なヌメ革を使用した 日本の伝統的なインソールを現在でも販売しています。 もちろん天然皮革なので吸汗性があり、大変良いものですが、 厚みがあり皮革の繊維もしっかりと詰まっているので 自分の足になじむまで歩行時間(日数)が必要です。 耐久性にも優れ長く使用していれば革そのものが自分の足の形に沈み込んで、 フィット感が向上するので、好んで使用する方もいるのですが、万人受けはしません。 そんな豚や牛革の元祖インソールも昭和30年代中頃には、 大手化学繊維メーカーの“化繊のインソール”にその主役を取って代わられました。 そうです、居酒屋などで人が脱いだ靴の中を見るとよく入っている あのメッシュの“オジサン的なイメージの中敷”です(失礼)。 化学繊維を成型して作るので量産が可能な化繊インソールも、 発売当初は新しい素材のため認知度も低く、価格も皮革インソールより高額で苦戦していましたが、 各メーカーが景品をつけて靴屋さんに熱心に売込み、徐々にそのシェアを拡大していきました。 その後アメリカから活性炭入りのインソールが入ってきた頃から、 消臭効果なども付加して、一時は圧倒的な販売数を誇っていた時代もあったほどです。 ただ現状は(個人的見解ですが)“オジサンっぽい中敷”のイメージが定着し、 またディスカウント店の中心商品になっていることで、その地位は低くなりました・・。 話がそれましたが、そんな時代背景の中、 欧州の天然シープのインソールが日本で本格的に販売され始めました。 日本での歴史は意外に浅く、昭和50年代に入った頃です。 シープレザーは柔らかく軽量ですので、高級なバッグやコート、財布など 様々な製品に使われていますが、インソール素材としては日本であまり馴染みがありませんでした。 しかし、ヨーロッパでは昔から(現在でも)シープ革がインソール素材の中心です。 理由は明らかに革や靴に対する知識の違い、文化の違いです。 天然シープインソールの特性を販売側も消費者側も理解しているからなのです。 特長を説明しますと、元々ソフトで足なじみの良い天然のシープレザーの裏に クッションを付けているので、 装着した瞬間から足になじんだ感覚が得られます。 柔らかい素材ですが、磨耗に強く耐久性に優れ、一般的な化繊中敷に比べれば、 擦り切れなどの問題はほとんど起こりません。 化繊中敷より価格は高くなりますが、 長期間使用できることを考えればコストパフォーマンスも抜群です。 吸汗性も良い上に、靴を脱いだ時に汗を放出(発汗)させています。 そしてインソールや靴にとって重要な通気性もあるなど、 シープレザーの多くの優れた点がインソールの機能にマッチしているのです。 もちろん靴を脱いだ時の見た目も自然ですので、 冒頭で“最高、最良の素材”と言った意味がお分かり頂けたかと思います。 ただ、お客様の中には我々が天然シープインソールの良い点をうまくお伝えしきれていないために 「汚れそうで・・。」等という残念な理由で避けている方も多く、 ヨーロッパのように日本では今ひとつ主役になれていません。 それでもR&Dはソフトで高機能な天然シープレザーインソールに惚れ込んで その素晴らしさを日本の消費者の皆様にお伝えすべく、 自社のClub Vintage Comfortブランドの中心素材としています。 そして、シープレザーインソールの伝道師のごとく普及に努めているのです。 近い将来には日本でも天然シープレザーがインソールの代表的な素材になれば最高です。 そのためには・・・・「打倒!“オジサン的な化繊のインソール”!」(笑) 皆様もどうぞご協力下さい。 【CVプレジデント】 【CVプリンセス】 |
日本人が悩む、いわゆる「三大痛」と呼ばれる痛みをご存知でしょうか? 実は「ひざ」「腰」「肩」がその3つであります。 足や靴に関しての話題が当情報の主旨ですので、おわかりかと思いますが、 今回は"ヒザ痛"に関連する商品で当社の 「CVビューティステッププラス」という商品についてスポットをあててお話したいと思います。 以前のフットケア情報でO脚について話をしたことがありました。 その時にもO脚がもたらす弊害として"ヒザの関節痛"という問題提起をいたしましたが、 先日テレビ東京系の番組「主治医が見つかる診療所」の中で、"ヒザ痛"についての特集がありました。 そこでの主な内容をかいつまんでご紹介しますと、 ヒザ痛でお悩みの日本人は約1000万人で女性患者は男性の4倍とのこと。 また、その時ご出演されていた北習志野花輪病院の根本昌幸先生のご説明では、 ヒザ痛の二大原因は「体重」と「加齢」で、 残念ながら加齢は防ぐことのできない要因なので、体重を増やさないように注意しましょうとのことです。 "体重を増やさないように・・・"頭が痛い言葉ですネ。 日本人はその8割以上がO脚といわれていますので、ヒザの内側が痛む方が多いということになります。 O脚の歩行はヒザの内側にストレスを掛けるからだそうです。 ちなみに西洋人はX脚が多いので、痛む場所はヒザの外側ということになります。 それではなぜO脚やX脚の方はヒザ痛を起こすのでしょうか? 実はヒザには関節軟骨という骨があり、O脚やX脚の方は特にヒザに負荷をかける歩き方と、 上記の「加齢」「体重」などの原因が加わり、関節軟骨がすり減ることで骨と骨がぶつかり、神経を刺激します。 残念ながら一度減ってしまった、関節軟骨は元に戻りませんので、予防が大切という訳です。 O脚によるヒザ痛予防のために、自分でできる対策グッズとして、番組の中で紹介されたのが、 当社の「CVビューティステッププラス」です。 使用法はいたって簡単です。 靴の中にビューティステッププラスを足の外側が高くなるようにカカトに合わせてセットするだけです。 外側にかかっている体重を内側に戻すことで、O脚によるヒザの負担を減らすということなのです。 この商品を開発したきっかけは、R&D営業スタッフによるフットプリンターを使った足型測定会で、 O脚の方がかなり多いということを常に感じていたことからです。 靴のカカトの減り具合を見ても一目瞭然なのですが、フットプリントを見て常に実感しています。 また、つま先下の横アーチが下がる開張足の割合も女性に多いので、 「O脚」と「開張足」の2つのトラブルの対策が同時にできればという思いもありました。 材質を透明にして「靴を脱いだ時でも目立たないようにしたい。」という女性ならではの要望も取り入れ、 またインソール素材が、あまり柔らかすぎても、足の外側を上げた部分が安定しない・・・。 硬すぎると足の裏に違和感が残る・・・。などなどかなり試行錯誤して完成した商品です。 足の外側は内側よりも約5mm程度高くなるよう設計されています。 個人差はもちろんあるのですが、低すぎず高すぎずのギリギリの高さなのです。 開張足の方には横アーチを形成して、前スベリを防止する効果も備えていますし、 3/4タイプのインソールで指先の部分はありませんので、先の細いパンプスなどにも向いている、 まさに日本人の足(脚)に適したインソールといえるものです。 色々と述べてきましたが、何ごともまず"予防"が大切です。 予防的な見地から是非お試し下さい。 但し、先に説明した通り「体重!」も重要な要因の一つです。 こればかりはこの商品をもってしても、どうにもなりません・・・(笑)。 ※注意 「CVビューティステッププラス」はO脚気味の方のため靴のカカト底の型減りの対策商品です。 治療用、矯正用ではありませんので、ヒザの痛みがひどい方や、O脚でお悩みの方は、必ず専門の病院にご相談下さい。 また、当製品を使用していて足、ヒザなどに違和感がある場合やは使用をすぐに中止して下さい。 【CVビューティステッププラス】 |
ここ数年、男女を問わず、夏のド定番になってきたのがサンダルです。 一言にサンダルといっても、つっかけ的ないわゆるサンダルやコンフォートサンダル、 ビーチサンダル等その他さまざまな種類が存在します。 そんな中、ここ数年、巷で人気を博しているトング(鼻緒付き)サンダルについて今回はお話をいたします。 まず、トングサンダルのトングという語源はどこから来ているモノなのでしょうか? 英語でthong…【サンダルなどに用いる革ヒモ】 thongs…【ゴムぞうり(米)】 フランス語ではtong…【下駄の鼻緒のようにつま先ではさむ形になったサンダルのこと】 などと明記されています。 調理具やキッチンで使用する、はさむ道具のことも「トング」< tong >と言いますので、 鼻緒部分を、足の親指(母趾)と第ニ趾で挟み込むことから、発生した単語だと推測できます。 最近では、トングサンダルという言葉が日本でも定着しましたが、一昔前は「ベンハーサンダル」と呼ばれていました。 由来は古代スペクタクル映画「ベンハー」(アメリカ:1960年)で、 映画の中で出演者が履いていた鼻緒付きサンダルからきています。 ちなみに、オードリーヘップバーンが映画の中で、「ミュール」を履いていたことから、 過去にミュールが「ヘップサンダル」と呼ばれていた時期もあります。 その時代の流行やヒットなどで呼び名、通称が変化するというのは、ネーミングのおもしろさですね。 話がそれましたが、トングサンダルといえばなんとなく、日本の下駄や草履をイメージするため、 一見、日本が発祥で元祖という感じがします。 しかし、現存する最古の"履物"といわれているものは、古代エジプトのミイラ棺で見つかった鼻緒付きのサンダルだそうです。 日本では、ご存知の通り、いわゆる西洋式の"靴"を本格的に履くようになったのは、戦後になってからのことで、つい最近です。 それ以前は、当然ですがかなり長期間にわたり、下駄や草履が一般的に履かれていました。 それらは日本人の履物の原点であると同時に、下駄や草履の鼻緒は日本人の足に良い影響を与えていたとも言われています。 東京歯科大学・市川病院の森雅文先生がインターネットで「鼻緒の効用」を掲載しています。 「日本の下駄・草履は鼻緒を母趾と第二趾でしっかり挟みつけ、さらに各趾を底屈させて、 その力で台にしっかり固定させなければうまく歩けない。 鼻緒が緩んでくると、更に力強く趾を底屈させる必要が生じてくる。 このようにして常に拇趾・第二趾の横挟みと、各趾の底屈を行っていれば 拇趾内転筋・骨間筋・趾屈筋などの足の固有筋・外来筋の筋力が増強される。 この事は、足の縦および横のアーチを形成し、保持するために大いに役立つのみならず、 足関節の支持性をも強化するであろう。 日本人に足の障害が少なかった所以であろうと考える。」(抜粋)とされていて、 鼻緒は足に良いということから、靴の中で鼻緒がインソールと一体装着されている健康靴を販売している靴屋さんも存在します。 しかし反面では、近年流行のトングサンダルの一部でヒールが極度に高すぎて、 つま先部分や趾に負担がかかる場合も稀ですがあります。 鼻緒付きといっても、下駄や草履のような特性が消えているものがあるのも事実として認めざるを得ません。 ただ何と言っても、われわれ日本人の感情に昔ながらの郷愁を与える、 鼻緒付きサンダルの存在が消えることは無いと思いますし、 デザイン、機能性等の面でトングサンダルは進化し続けるでしょう。 もしかするとクレオパトラやツタンカーメンも履いていた(?)、 最古の履物であるトングサンダルを、現代人が今も好んで履いているとは、なんとも壮大でロマンティックな話ですね。 【CVトングフットジェル】 |
「わたしすごい外反母趾なんですよ・・・。」 と尋ねてきたのはおしゃれな年配の女性でしたが、 足元を見ると靴の上からでも明らかに「外反母趾」とわかるほど母趾(足の親指)の付け根がぷっくりとふくらみ靴が伸びています。 「以前はハイヒールをはいて歩いてたのですが・・今はもう履けません・・。」 こんなセリフを聞くケースが女性を中心に本当に多くなってきました。 男女の比率を比べれば外反母趾は圧倒的に女性に多いことも特徴的です。 実際にR&Dのスタッフが日頃フットプリンターを使った「足型測定会」を行なって数多くの方の足を見てきましたが、 女性の外反母趾は想像以上に多く存在しています。 今回はそんな足の健康、快適歩行の敵とも言える「外反母趾」についてお話したいと思います。 まず「外反母趾」というのはいったいどのような状態を言うのでしょうか? 文字からも想像できますが、母趾(足の親指)が外側に反るという意味です。 「外側に」というのは体の中心から見て母趾が外側ということですので、 自分の目で上から足を見て、右足ならば母趾が右の方に、左足ならば左のほうに曲がるということです。 定義的に言えば右の絵のように母趾の曲がり角度が15度以上の場合が外反母趾ということになります。 簡易的な自己診断の方法として、大きな白い紙の上に立って誰かに足の周りを鉛筆でなぞってもらって下さい。 両足終わったら右の絵と同じように線を引き角度を測ります。 正式な方法ではありませんが目安として現状を把握することができます。 最低15度以上が外反母趾なのですが、軽度から重度までその角度や状態は千差万別です。 15度以下でも母趾が第二趾(手で言えば人差し指)に寄っている方はもちろん要注意です。 ちなみに外反母趾と対極にあるものが「内反小趾」(ないはんしょうし)です。 おおよそ想像がつくと思いますが、足の小指が体の中心に向かって内側に反ることです。 一般的な言葉としては余りなじみがありませんがこれも少なくはありません。 では外反母趾はどの様な原因で起こるものなのでしょうか? 時々「うちの母親がひどい外反母趾なのですが私もなりますかね?」と尋ねる方がいらっしゃいますが、 外反母趾自体は遺伝するものではありません。 しかし親子であればその骨格や体質が似ていることが多いので、母親が外反母趾の場合には、なる確立は高いと言えます。 その他に外反母趾の原因として挙げられるのは「開張足」です。 「開張足」の時にお話しましたが、横アーチが伸びて足の横幅が広がるため、 靴の左右から圧迫されたり、つま先が靴の先に入り込んでいく為に、指などの変形を起こします。 特に開張足の方は先の細い靴やパンプスやハイヒールは注意が必要です。 但し、よく外反母趾だからといってやたらと幅の広い靴を履いて「これなら当たらないし、ひどくならないだろう」 と決めつけている方もいらっしゃいますが、根本的な解決になっていません。 かえって靴の中でゆとりがあり過ぎるため、気がつけば外反母趾が悪化しているというケースもあります。 それではここで外反母趾の方が気をつけるべきポイントをお教えしましょう。 @靴はつま先が極端に尖っていない。指先がある程度動くスペースがあるものを選ぶ A土踏まずとつま先裏の中足骨のパッドがしっかりと付いている靴、 またはパッド付きのインソールを入れることで、横アーチを健康な状態に戻しながら土踏まずを支えて体重移動の衝撃を和らげる。 B靴の革はある程度の柔らかさのあるものを選ぶ。 Cヒモ(またはベルトの)靴でしっかり甲の部分を固定し足が靴の中でズレないようにする。 D寝る前などに足の指でグー・チョキ・パーじゃんけんをして弱った横アーチの靭帯を強化する。などがあげられます。 おおよそこれらの対策を取りながら様子をみるのですが、 外反母趾がひどくなってしまうと本当に手術をしなければならないケースもあります。 外反母趾でお悩みの方は、できるだけ専門の靴店や整形外科にご相談下さい。 外反母趾という言葉は一般的には認知度が高いのですが、危機感を持っている方は少ないように感じます。 外反母趾は長い時間をかけてできた骨の変形、脱臼のようなものですので簡単には直りません。 難しい問題ではありますが、大局的にみれば(特に女性は)TPOに合わせた靴選びの理解と外反母趾の予防法を啓蒙していくしかないでしょう。 冒頭のお客様の様な言葉があまり聞かれなくなる日を祈りつつ、今回の話を締めさせて頂きます。 【スタイリッシュウォーク】 |
脚がすらっとしていてまっすぐに伸びたバランスの良い歩行姿勢と直立姿勢の美しさ。 女性ならば誰もがあこがれる"脚線美"です。 スタイリッシュで美しい理想的な歩行や姿勢を目指して努力する人も多いと思います。 そんな理想の脚線美にとっての最大の敵が、皆様ご存知の"O脚"です。 今回はそんな美しい歩行とスタイルをめざす女性の敵(!?)"O脚"についてお話をしましょう。 まず、O脚とはそもそもどのような状態をいうのでしょうか? 大方予想できると思いますが、 直立状態の脚がまっすぐではなく、左右のヒザが外側に向いていることを言います。 正面から見て脚の中央がローマ字のO(オゥ)のように見えるので、O脚と言われています。 悪くいえば"がに股"ということです。(O脚の方ごめんなさい。) ちなみに内股の人の脚は左右のヒザが中央に寄っていて、ローマ字のX(エックス)に似ているため"X脚"と呼ばれています。 元々、人は生まれてから3歳ぐらいまではだれもがO脚です。 成長とともにO脚は徐々に治ってくるはずなのですが、日本人はO脚の人が非常に多いのです。 一説によると日本人の約8割位がO脚と言われています。 実際にR&Dのスタッフが百貨店などで行っている、フットプリンターを使用した「足型測定会」でお客様の足型を見ていると、 「日本人のO脚8割説は、それほど大げさな話ではないなぁ・・・。」と実感させられます。 それではなぜ欧米人に比べ日本人にはO脚の人が多いのでしょうか? それは、まず先天的に骨格がO脚になっている人が元来、日本人には多かったのでしょう。 さらに日本人の生活習慣も大きくO脚に関係しています。 つまり、欧米が椅子やソファ中心の生活であるのに対して、日本人の"正座"や"あぐら"、 さらには"おばあちゃん座り"(正座の状態を崩してさらに左右の脚を外に広げる座り方 (※注意:"おばあちゃん座り"という呼び方が正しいかはわかりません) を日常的に行うことで脚やヒザの骨格変形を助長してしまうのです。 このような理由などで日本人に多いO脚ですが、健康には一体どんな影響をあたえるのでしょ うか? 一般的にO脚はスタイルのビジュアル的な美しさだけが強調されがちです。 しかし、そんな見た目だけの問題ではない恐ろしさが実はO脚にはあります。 それは歩行する際にヒザがまっすぐに向かないため、脚の外側からヒザを回すような歩き方になります。 そして加齢とともにヒザの関節炎や骨そのものがズレを起こし、「ヒザ痛」になるということです。 つえを突いて歩いている多くのおじいさんやおばあさんの脚が、極端なO脚であるのにお気づきでしょうか? かなりの割合の人について、O脚からきたヒザの関節痛だと推測されます。 そこで、自分でできる簡単な「O脚度チェック」をしてみましょう。 まず、普段履いている靴のヒールの下を後ろから見てください。 ゴムが極端に外側に向かって減っている方はO脚気味ということになります。 (※かかとの減り方の理想は中心よりやや外側くらいです。) 次に脚の4点チェックを行ないます。 姿勢を正して直立で立って下さい。 自分の脚の@太ももAヒザBふくらはぎC内側のくるぶしが自然にくっついているかどうかをチェックします。 4ヶ所のうちのいずれかに隙間が空いている場合はO脚ということになりますが、 開きが大きければ大きいほどO脚度が高いと言えるでしょう。 皆さんのO脚度はいかがだったでしょうか? 軽症の場合はO脚を自然に矯正するための靴やインソールで微調整することもできますが、 ひどい場合は専門の靴屋さんやお医者様にチェックしてもらうことも必要だと思います。 O脚、X脚は外反母趾や偏平足などに比べ意外に問題意識の低いものですが、 長い目で見ればヒザ関節痛等の原因になる怖い状態です。 そんな話を聞くと「"美しさ"=(イコール)"健康"という公式は、やはり成り立つんだなぁ。」 ということをあらためて実感させられると思います。 今回はO脚という状態を足の健康面から見たちょっと問題提 起的なお話でした。 【CVストレートステップ】 |
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| 皆さんは「開張足(かいちょうそく)」という言葉をご存知でしょうか? あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、 この"開く"、"張る"、"足"と書いて「開張足」とは、快適な歩行や足の健康にとって大切なキーワードです。 一般的ではない言葉ですが、近年この開張足の方が特に女性を中心にとても多く、 現代病の一つと言っても過言ではありません。 今回はこの「開張足」についてお話をしましょう。 下記の「3つのアーチのお話」の中で、横アーチ(メタタザールアーチ)のことについて触れたことがあります。 足の親指の付け根から小指の付け根までのゆるやかな盛り上り(アーチ)のことで 「土踏まず」を縦と考えると横に位置することから「横アーチ」と呼ばれています。 開張足とはこの横アーチが下がって落ちている状態のことを言います。 例えて言うならば、横アーチの偏平足ということになります。 「それなら土踏まずが無いのだから疲れやすいと言うことですか?」 と聞いていたお客様もいらっしゃいました。 そんな時は「いや、いや!そんな簡単なものではないですよ!」 と軽い脅し(笑)を入れながら「開張足とは!?」についてご説明する機会も本当に多くなってきました。 裏を返せばそれほど開張足またはその予備軍がとても多いということになります。 では開張足はなぜ起こるのでしょうか? 原因は遺伝的要素や横アーチ部分の靱帯が弱い等あげられますが、 女性の場合はなんと言っても、高いヒールの靴を長時間履くことで、 本来は緩やかな山型になっている横アーチが、負荷などによりつぶれて伸びた状態になり、平らになってしまいます。 そして開張足は足裏のタコやマメ、さらに放っておけば外反母趾の原因にもなる実は注意すべき深刻な状態なのです。 そこでみなさん自分の横アーチの状態をチェックしてみて下さい。 @つま先の裏(中足骨部)の皮膚が硬化してタコ、マメなどができている。 A立っている時につま先の裏(中足骨部)に痛みを感じる。 B足の横幅が広がって買う靴のサイズが以前より大きくなった。 これらの条件が揃っている方は開張足の可能性が高いと言えます。 お客様にそのようなお話をすると自覚症状のある方は 「どうすれば治るのですか?」「どんな靴を履けば良いのですか?」 という質問を頂きますが、本来硬いはずの骨(骨格)が変形してしまった訳ですからそう簡単には治りません。 しかし、「開張足」を改善したいとお考えの方はこんな方法をお試し下さい。 まず、下がってしまった横アーチをできるだけ正常な状態に近づけるために、 横アーチの補正パッドやパッド付きインソールを靴に装着します。 そして、横アーチを常に歩行時や立っている時にしっかりと保ち、 またアーチが下がってしまっているためにかかる骨の負担や痛みをクッションで和らげます。 もちろん、横アーチパッド付きのコンフォートシューズやウォーキングシューズであればパッドの必要はありません。 何気ないことですが下がった横アーチを常に正常な状態に保つということが大切です。 また、開張足の方の足指はその機能や筋力が低下していて、なかなか思い通りに動きません。 そこでお風呂上りなどに足の指を閉じたり開いたりする運動や、 足の指でグー、チョキ、パーとじゃんけんをして弱った靱帯を強化することで横アーチが形成されるようになります。 個人差はありますが、上記のような方法である程度アーチが蘇生する人もいます。 もちろん本来の健康的な横アーチの状態に戻らないケースもあるのですが、 最低限「これ以上悪くしない」「外反母趾にならない様に注意する」 ということを考えれば、根気よく続けた方が良いでしょう。 「開張足」を知らない人や自覚症状の無い人はとても多く存在します。 ある意味で残念なことですが、現状を見ている限り、"開く"、"張る"、"足"と書いて 「開張足」という単語が一般的な言葉になる日もそう遠いことではないと思います。 【フットレスト】 【リラックスフォーム】 |
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「良かった、土踏まずがちゃんとある、きれいな足型ですよネ!」 「ん〜ッ・・・・、確かにお客様はへん平足ではないのですが・・・・・、足裏のアーチは土踏まずだけじゃないんですよ。」 「えッ!・・・?そうなんですか・・・??」 R&Dスタッフによるフットプリント足型測定での、お客様とのやりとりの一部です。 確かにそのお客様の土踏まずはしっかりと持ち上がっていて、一見良い足型に見えます。 では何が悪かったのでしょうか? 実は人の足の裏には3つのアーチがあります。 一般的に誰でも知っているのは土踏まず部分のアーチです。 ご存知の通り、この「土踏まず」が無いことを「へん平足」と呼びます。 もちろん「土踏まず」は歩行にとって大変重要で、へん平足の方の場合は歩行中に弾むような感覚が出ないために ベタ・ベタと歩く感じになり、普通の人に比べ足全体が疲労しやすいという弊害が起きます。 (但し、へん平足は病気や障害というものではありません。) しかし、誰でも知っているこのアーチ(土踏まず)以外に足の裏にはあと2つアーチがあるのです。 下の絵をご覧下さい。 |
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| 「土踏まず」と言われる第1のアーチ(A→C)はカカトから母趾(足の親指)の付け根までの盛り上がりを言います。 その名の通り土(地面)を踏まないので「土踏まず」と呼ばれるのでしょう。 「内側の縦アーチ」とも呼ばれています。 次に第2のアーチ(C→B)は「横アーチ」と言われる 親指の付け根から小趾(足の小指)付け根までの盛り上がりを指します。 「メタタザールアーチ」とも言われます。 そして最後に第3のアーチ(A→B)であるカカトの外側から小指の付け根までの盛り上がりです。 内側である土踏まずに対局する位置(外側)にあることから「外側の縦アーチ」と呼ばれています。 ちなみに「横アーチ」と「外側の縦アーチ」は 「土踏まず」ほどはっきりと持ち上がっていない緩やかなアーチとなりますので、 一般的には認識が薄く余り知られていません。 冒頭の会話のお客様は、「土踏まず」はきれいにあるけれど 「横アーチ」と「外側の縦アーチ」が下がっていた為にあのような会話となった訳です。 それでは、このアーチは何のためにあるのでしょうか? 簡単に言えば人が立っているときに3つのアーチは足の裏で弓のようにピンと張っていて、 足や体全体を支えバランスを取っています。 そして、歩いたり走ったりする時に3つのアーチがバネのような役割を果たし、 弾むような感覚を与えスムーズな歩行を可能にします。 さらに理想的な足裏の体重移動をこの3つのアーチが行います。 この理想的な体重移動の際に、3点のアーチそれぞれが重要な役割を果たしているのです。 具体的に説明しましょう。 @歩行の際は誰でも必ずカカトから着地します。 Aカカトから着地した後「外側の縦アーチ」を使い体重は小指の付け根まで移動します。 Bそして、次に小指の付け根まで達した体重が「横アーチ」を伝わって親指の付け根まで移動して C最後は親指を蹴り出して体が前に進みます。この蹴り出しの際に「土踏まず」が使われます。 |
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| この一連の流れが理想的な体重移動です。「ローリング法」とも呼ばれ正しい歩行の基本となります。 3つのアーチは歩行や走行の際にそれぞれが大変重要です。 車輪でいえば歯車の一つのようなものですので、 バランスが崩れたり一つでも欠けたりすれば、健康的な歩行はできません。 そして長い目で見れば、アーチの崩れは骨や関節などのトラブルの原因にもなりかねないのです。 普段生活する中で、皆さんは何気なく歩いたり走ったりしていますが、 そんな時にも足の裏では自然にアーチが一生懸命働いています。 足の裏だけ見てもこんな凄いメカニズムがあるなんて本当に驚きですね。 また、この様な話をするだけでカルチャーショックを受けて興味を持つお客様も決して少なくありません。 先ほど「メカニズム」という言葉を使いましたが、参考までに、3つのアーチの動きは、 現在の技術ではロボットには真似することの出来ない、人間の足が生み出す複雑かつ繊細な動きなのだそうです。 足の裏からですが、改めて神が創った「人間の2本足歩行」の偉大さを感じる話であります。 【CVトリプルアーチサポート】 【CVスタイリッシュウォーク】 |
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