Jul.12「革ではないけど革に見える」

Hello!

商品部　板野です。

今回は、一度は悩まれたことがあると思う「合成皮革」についてお話をしようと思います。
レザーブログなのに、革の話ではなくてすみません。

まず、なぜこのお題にしたかということなんですが、
最近、あるスニーカーを購入しました。

NIKE　ナイキ　AIR　SAFARI　エア　サファリ　ブラック

復刻カラーではなくブラックです。

基本的には、レザーを使ったスニーカーを長く履くというポリシーがあったのですが、
なんとなく、自分の中で黒ブームがきていて、たまたまリーズナブルな価格だったので、
購入しました。

そこで改めて合成皮革とはなんなのかを調べてみました。

合成皮革は今では、フェイクレザーやPUレザーといった名称で呼ばれることも多い革でなく、
布などに近い繊維でできたものになります。
近年、非常に革の再現度が上がっており、見分けを付けるのが非常に困難なため、私は洋服や鞄のタグ等を見て最近は買い物をするぐらいです。

さて、この合成皮革の特長を簡単に上げていこうと思います。

メリット
・非常に安く革の雰囲気を再現できる。
・コストが安く安定供給が可能。
・品質が安定している。
・加工が容易
・皮革に比べ自由度が高い
・安く手に入る
・軽く再現できる

デメリット
・ウレタンなどの素材が使われているので、活水分解が起きてしまう。
・クリーニングなどに出せない。
・キズができるとリカバリーがきかない
・スレや色アセなどの補色が不可能

簡単にあげましたが、簡単にいうと安い代わりに長くは使えないという事です。

改めて、私は長く使っていけるものをポリシーにものを買っているのですが、
今回、この靴を買って思ったのは、一期一会の関係も悪くはないという事です。

黒いものブームが自分の中で起きているという事は冒頭でも話しましたが、
結果、ブームが去ってしまったら、きっとこの靴を履くことはほぼなくなってしまうと思います。

だったら、いい意味でいずれ劣化してしまうこの靴を履き潰すのがいいのではないか。
その時だけを楽しみ、劣化して壊れた時が別れと思って履くのもいいのではないでしょうか。

ただ、自分が履き続けたい時に劣化して使えなくなるのは嫌なので、同じような考えの方は、
M.モゥブレィ　マルチカラーローションを使ってください。
ローションによって表面の劣化スピードを和らげてあげると共に表面についた汚れをふき取ることも出来ます。
※汚れやついているものによっては取り除けないものもございます。

気になる方は、こちらをご覧ください。

革に見えるけど革ではない合成皮革の話でした。

では、
See you next time!

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